こんにちは!
ピラティススタジオBB南青山オーナーの出井です。
朝、洗面所の鏡の前で、何気なく横から立った自分の姿を見たとき、
「以前と少し違うかも」と感じたことはありませんか。
体重はほとんど変わらず、食事や生活習慣も大きく変えていない。
それでも下腹部が前に出て見えたり、背中に厚みを感じたりする。
それは決して気のせいでも努力不足でもなく、
体の内側で起きている変化が、見た目に表れ始めているサインです。
見た目の変化は
ピラティス視点で見ると「支え方」の変化
ピラティスの視点で体を見ると、
多くの方は脂肪が増えたのではなく、
体を支える筋肉の使われ方が
少しずつ変化しています。
骨盤の位置がわずかにずれ、
ピラティスで大切にする呼吸と肋骨の動きが小さくなると、
体幹の筋肉は本来の役割を果たしにくくなります。
その結果、体は重力に身を任せるような姿勢になり、
体重が同じでもシルエットだけが変わって見えるのです。

ピラティスの評価で
よく見られる体の状態
ピラティスのレッスンでは、
いきなり動く前に立ち方や呼吸、
体の支え方を丁寧に確認します。
すると多くの方に、
浅い呼吸や骨盤の安定感の低下、
体幹のサポート不足が同時に見られます。
これは体が衰えたのではなく、
ピラティス的に見ると
「使い方を忘れている」状態です。
正しい使い方を思い出すと、
体は驚くほどスムーズに
整い始めます。

ピラティスが大切にしている
「全体で整える」という考え方
ピラティスでは、
体を部分ではなく
一つのつながったシステムとして考えます。
骨盤、背骨、肋骨、呼吸。
これらが連動することで、
体は無理なく支えられ、
美しいラインが保たれます。
だからこそ、
一部分だけを鍛えるより、
ピラティスで全体を整えることが、
安全で確実な変化につながります。
今の体に合った
ピラティスという選択
この時期に必要なのは、
きつい運動や我慢ではありません。
今の体を丁寧に評価し、
ピラティスで体の使い方を整え直すこと。
もし今、体重では説明できない違和感を感じているなら、
それはピラティスが役立つ
とても良いタイミングです。
今の体に合ったピラティスで、
無理なく、やさしく、
本来のシルエットを取り戻していきませんか。
